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こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
今回はあまり意識できていない経営者も多い移動時間についてお伝えします。
結論としては、移動時間というのは結構なコストになります。
たとえば一日の労働時間が8時間だとして、
移動時間がそれぞれ毎日1時間の場合と2時間の場合があったとしたら、
一月での勤務日数が20日だとして、単純に一月で20時間の差が出ます。
これを年間にすると20時間×12か月=240時間の差になります。
この場合240時間÷8時間(1日の労働時間)=30日分になります。
まとめると、移動時間に何もしていない場合は
一日1時間の移動時間の差は1年間に30日分有給をとったのと同じ結果になっています。
交通費やガソリン代等に関しても変わりますが、
時間の方がコストという面では影響が大きいものになっていると思います。
業種にもよりますが、移動時間を一切なくしてしまうのは現実的ではありませんし、
お客様の都合もあって効率的に動けないケースは多いと思います。
ただし、改善できた際の影響も大きいため、
何人も従業員を雇用している会社であれば、
移動時間についても一度検討してみてくださいね。