ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎敦です。
今回は売上を確認する際のポイントについてお伝えします。
毎月の試算表を作成した際や決算の時などに
前月や去年と比べて売上がいくら増えているかという点は
皆さんよく確認されているところだと思いますが、
それだけで終わっている場合もあるように思います。
そのような場合は売り上げが増減した原因を確認するようにしてみてください。
売上が増えている、あるいは減っている場合は何か原因があるはずです。
たとえば、「新規のお客さんが増えた」
「既存のお客さんとの取引量が増えた、あるいは減った」
中には「取引先が倒産した」という
自分の努力だけではどうにもならない理由もあるかと思います。
その原因を把握して去年よりも売上を増やす為に
どのように行動するか考えてみるようにしてみてください。
把握するための資料の例を下記に記載いたします。
〇お客さん別の売上の推移が分かる資料
〇商品別の売上の推移が分かる資料
〇よく売れている地域
〇購入してくれている年齢層
業種にもよりますが参考になる資料はいくらでもあると思います。
資料を作成する際の注意点としては、
目的はあくまで今後の売上を増やすためになりますので、
参考になるかもしれないからといって、
細かく資料を作りすぎないことです。
極端な話になりますが、20歳のお客さんが多いからといって、
25歳の人には営業をしないということはまずないと思います。
20代前半といったある程度の幅を持たせて
資料を作成した方が手間も減りますし、
参考になることも多いと思います。
現在では請求関連についてもソフトを使って作成する会社が多いと思います。
必要な情報はソフトで集計できるような機能もあると思いますので
もし今まで確認されていないようなら一度試してみてくださいね。