消費税の原則課税と簡易課税

2013年05月14日

ご覧いただきありがとうございます。

こんばんは。

和歌山の税理士の尾崎です。

 

今回は消費税の原則課税と簡易課税について

お伝えしたいと思います。

 

今日お会いした方もそうだったのですが、

原則課税よりも簡易課税の方が絶対に得だと思われている方がいらっしゃいます。

実際のところ、その考えは正しくはありません。

 

簡易課税は売上が一定額以下であるなら

手間のかかる原則的な計算方法でなくて、

簡易な計算方法も認めてあげようという趣旨のもので、

簡易課税の方が税金が安くなるけど認めてあげるというものではありません。

 

よく、新聞等の記事で「簡易課税の益税が・・・」と書かれているので

勘違いされている方が意外と多いように思います。

 
 
実際に簡易課税の方が得になるケースもありますが、
 
原則課税と簡易課税のどちらの方が得かは計算してみないと判断ができません。

 

また、どちらを選択するかの届出は基本的に

事業年度開始より前に出さないといけないので、

予測して判断することになりますから、

税理士に相談してどちらが得になりそうか

判断するようにしてみてくださいね。

 

特に初めて簡易課税を選択する際は、

原則的に2年間は簡易課税で計算しなければならなくなるので、

慎重に検討するよう注意してみてください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



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