税理士事務所の選び方
2012年11月01日
ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
今回は税理士事務所の選び方についてお伝えしたいと思います。
1、税理士事務所の規模について
規模が小さい税理士事務所の場合は細かい事例に対応してくれたり
融通がきくことに加え税理士である所長本人が対応するケースも多く
税理士の資格を持っている人に相談したいという方にはお勧めです。
ただ、人数が少ない分急な案件を依頼したいという状況になった際は
すぐに対応してもらえるかはその時の状況による部分が大きいと思います。
規模が大きい税理士事務所については税理士が何人かいる可能性が高いため
難しい事例にも早めに対応できるケースが多いと思います。
ただし、仕事を依頼する側の規模が小さかったり料金が比較的低めの場合は
新人の教育に使われたり担当者が変わることも多いと話に聞きますので、
相談しずらい状況になりやすいということと、
税理士の資格を持つ人が担当になるケースはほとんどないと考えていいと思います。
2、税理士の年齢について
所長税理士が若い場合は長い期間パートナーとして付き合える可能性が高くなります。
また、パソコン等の取り扱いについても比較的詳しいので、
事業でネット関連の仕事をしている場合は理解が早いことがあります。
所長税理士が高齢な場合は実務経験が豊富なことが多く
仕事以外のことも経験が豊富で相談できることが多くなると思います。
まとめると、規模については中小企業なら融通がきくサービスを期待することも多いと思いますので
比較的規模が小さな事務所の方が合うケースが多いようです。
逆に規模が大きな会社であれば難しい案件が発生することも多いので
大きな事務所の方が合うケースが多いと思います。
税理士の年齢については自分(あるいは後継者)の年齢に近い税理士と契約した方がいいと思います。
少なくとも事業を辞めるか後を継ぐまでは付き合える税理士の方が
退職金などの長期的な節税対策についても対応しやすいと思います。
ただ、一番重要な点としては税理士とは長い間付き合うことになるケースも多く
もし不満があったり気軽に相談できないと思っていても
変更しずらいという話をよく聞きますので、
自分が話しやすいと思う税理士を選ばれた方がいいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。