うっかり間違える年末調整のポイント
2012年10月31日
ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
今回はうっかり間違えてしまう年末調整のポイントをお伝えします。
間違いやすいポイントを下記に列挙しますのでチェック用としてご確認ください。
①給与の金額に通勤手当が含まれていないか
②両親が扶養になるのに忘れていないか
③障害者が扶養にいるのに障害者控除を忘れていないか
④障害者の等級が上がったのに特別障害者を普通障害者として処理していないか
障害者の等級によって控除できる金額が変わります。等級が変わった際は注意してくださいね。
⑤寡婦(寡夫)控除を忘れていないか
死別や離婚で夫(妻)がいない方は寡婦(寡夫)控除の適用の可能性があります。
⑥保険の種類を間違えていないか
「一般」と「医療介護」「個人年金」がありそれぞれ上限額があるため
間違えている場合は損をしてる可能性があります。
⑦長期損害保険料の控除を忘れていないか
⑧長期損害保険と地震保険の両方に該当する保険の場合、有利な方を選択したか。
ざっと書きましたが、人によっては他にも間違いやすい点はあるとは思います。
特殊なケースについては事前に調べるので意外と間違えないものですし、
税理士に相談されるケースも多いでしょうから割愛しております。
上記のものはお客さんが行った年末調整の処理を
私がチェックした際に比較的多い間違いを列挙している感じですね。
ちょっとしたことで税金が変わってしまうので処理をする時は注意するようにしてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。