ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
本日で開業してからちょうど半年が経過したことになります。
本当にありがたいことに
開業した4月から今まで
毎月継続して1件以上は
新規でのご契約をいただいており、
お客様も順調に増えていて、
「おかげさまで何とかやれています」と、
口にしてもいいんじゃないかなと思えている状況です。
この状況があるのもHPをご覧になられて
お問い合わせをいただいたお客様や、
お客様をご紹介していただいた関係者の方々、
相談に乗っていただいたり、
協力してくださっている皆さんのおかげだと
心の底からそう思います。
本当にありがとうございます。
少し前置きが長くなりましたが、
今回は国税庁が発表した
「平成24年度分の給与の統計調査」について
お伝えしますね。
お客様との会話の中で従業員の給与の額は
それなりの頻度で話題になりますが、
今回お伝えする内容も一つの参考にしてもらえればと思います。
また、地域性や企業の規模などもありますので、
あくまで参考程度に考えてくださいね。
まず、24年度の民間事業者の給与額で
「一年を通じて勤務した給与所得者」の
「平均給与額」は408万円とのことです。
前年から0.2%減とのことなので
大きな変化はない、といったところでしょうか。
ただ、このうちには「非正規」(パート・アルバイト・派遣・契約社員など)が
全体の2割強を占めているのですが、
「正規」の平均が468万円なのに対し、
「非正規」の平均は168万円と、
正規の平均給与は非正規の倍以上になっています。
ちなみに、「正規」の約7割が男性で、
逆に「非正規」の約7割が女性になります。
業種別では最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で718万円、
逆に最も低いのは「宿泊業・飲食サービス業」で235万円、
と業種によってもずいぶん大きな差が出ています。
構成比でいえば「300万円超400万円以下の人」が最も多く全体の18%。
男女別だと、男性の場合「300万円超400万円以下の人」が19.2%、
女性の場合「100万円超200万円以下の人」が26.7%で最も多くなっています。
あくまで平均であって、
上記に記載したように正規や非正規、
業種等で大きく金額は異なります。
その他にも年齢、地域によって
大きく変わってくると思います。
また、従業員にとって働く上で重視することは
給料だけではありませんが、
人の採用、従業員の昇給の検討といった際に
時には公開されている情報も参考にしながら、
会社とその会社で働く従業員の双方にとって
満足できるような体制をつくっていただけると幸いです。