ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
今回は自宅を購入する際の検討事項についてお伝えします。
場所や広さ、料金などに関しては、
それぞれの希望もあるでしょうし
今回は割愛させていただいて、
税金面でのお話しをさせていただきます。
また、気を付けないといけない点が多すぎるため、
今回は概要だけにさせていただきます。
簡単にポイントを書けば、
①個人名義で購入するか、法人名義で購入するか
②資金をどうするか(住宅ローンをどうするか)
③現在住んでいる自宅をどうするか
になるかと思います。
注意点としては①~③のそれぞれは
別々のものとして考えるのではなくて、
すべて一連のものとして考える必要があります。
一例を出すと仮に新しく自宅を購入する時に、
現在住んでいる自宅を売却するとします。
その場合で古い自宅の売却により損が出た際は、
一定の要件を満たせば損失と他の所得(給与など)と相殺し、
所得税を減額あるいは還付を受けることができる取り扱いがあります。
その要件の中に新しい自宅を購入する際に
住宅ローンを借りていることが必要なものがあります。
この場合は①~③を別々のものとして検討すると
税金面で損をする結果になる可能性もあります。
上記の①~③以外にも個人で自宅を購入する際に
共有名義にするか等検討するポイントは数多くあります。
また、節税本ではよく法人名義で購入し、
社宅としたほうがいいと書かれていますが、
仮に自宅を売却することになり
その自宅の売却で利益が出た際は、
個人名義の方が税金の計算上有利になることもあります。
詳細はここでは伝えきれませんので
改めて個別にお伝えさせていただくようにしますが、
自宅は金額の大きな買い物で、
何度も経験することではないと思います。
不動産会社や銀行、税理士等に
疑問に思った点は相談するようにして
「後でこうしておけばよかった」と
後悔することのないように気を付けてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。