ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎敦です。
今回は家賃の見直しによる経費削減についてお伝えします。
家賃は経費の中でも金額が大きく、
また定期的に支払いが発生するため、
多くの会社では資金繰りに大きな影響を与える項目になっています。
特に飲食店や小売店では相当な影響があることと思います。
家賃については相場がありますが、
周辺の状況や土地の時価等の影響により
適正な家賃というものが変わることがあります。
そのため十年ぐらい家賃が変わっていない場合は、
現在の賃料と適正な家賃との間に相当な差額があることもあります。
一度家賃の値下げ交渉をすることも検討してみましょう。
その際、ただ単に「高いと思うから下げてくれ」とお願いするよりも、
適正な家賃を把握しておいた方が効果的です。
最近は成功報酬型の賃料削減の業者もいますので
活用することも一つの方法になるかと思います。
ただし、貸主さんとの個人的な人間関係の上で契約しているケースも多いので、
「外部の専門家なんかに頼らなくても、直接言ってくれればいいのに」
と言われてしまうケースも多いようです。
事前に十分な根回しをするのも忘れないように気を付けてくださいね。
無理な値下げ交渉をしてトラブルになるのは問題がありますが、
経費削減の効果が大きい要素になりますので、
「家賃だけは削減の対象にならない」とは考えずに、
現在の相場を調べてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。