ご覧いただいてありがとうございます。
こんばんは。
和歌山の税理士の尾崎です。
今回は発注をまとめることによる経費削減についてお伝えします。
日産のカルロス・ゴーン社長の話で有名ですので
ご存知の方も多いかもしれませんが、
仕入先が異なる商品や材料、備品などに関して、
発注を集約して一つの仕入れ先の取引量を増やすことで、
仕入単価を引き下げる交渉をし、
売上原価あるいは経費を削減するという方法になります。
問題点としては
①発注が増えた業者が納期を守ることができるかどうか
②場合によっては今まで付き合いのある取引先の発注量を減らすという判断ができるかどうか
上記の2点が主なものになるかと思います。
特に中小企業においては②を気にされるケースが圧倒的に多いものと思われます。
ただ、それを気にしすぎて売上単価が下がってきても
仕入単価を下げる対策を取らずにいることで、
資金繰りが圧迫され個人の資産を売却して運営している
という状況の会社が数多くあることも事実です。
誠実に対応することを前提として、
できる部分から手をつけていくということも
考えて見られてはいかがでしょうか。