会社と個人事業の違い(税金以外のもの)

2012年10月10日

ご覧いただいてありがとうございます。

こんばんは。

和歌山の税理士の尾崎です。

 

今回は会社(法人)と個人事業の税金面以外の違いについてお伝えします。

 

①開業手続きに関して

 〇個人

  税務署等に届出を提出するだけ。費用は交通費など以外基本的にかからない。

 〇法人

  設立のための登記が必要。登記費用はおおよそ25万円ぐらい。登記とは別に届出なども必要になる。

 

②事業の内容に関して

 〇個人

  原則としてどんな事業でも行うことができる。

 〇法人

  定款に記載した事業しか行うことができない。定款を変更する際は登記が必要になり登記費用が発生する。

 

③社会的信用に関して

 〇個人

  特殊な業界などを除いて一般的には法人に比べると劣る。

 〇法人

  一般的に個人事業者よりも有利。官公庁や大企業には個人事業では取引できないところもある。

  また、人を採用する際も有利になることが多い。

 

④事業に対する責任

 〇個人

  無限責任。個人の全財産を使ってでも業者等への支払いをしないといけない。

 〇法人

  有限責任。法律上は出資分を限度に責任を負う。

 

補足として「事業に失敗しても、出資したお金が返ってこないだけで、

全財産をなくすことはありません。会社にする大きなメリットの一つです。」

というような内容が本によく書かれていますが、

銀行等からお金を借りた場合、基本的に社長は連帯保証人になることを求められます。

 

当然のことながら事業に失敗した場合は連帯保証人になっている借入の残額を

個人で支払わないといけないことになります。

法人が有限責任というのは事実ではありますが

どのような状況であっても個人に支払い義務がないとは思わないようにご注意ください。

 

ここまでの内容を簡単にまとめると、

基本的には法人の方が費用や手間は何かと必要になるため、

それを補えるだけのメリットがある場合は法人を選択し、

なければ個人事業で、といった感じでしょうか。

 

ここに記載している内容以外の判断要素については、

次回以降でお伝えさせていただきますね。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



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